私は今年の夏休み中に語学研修で３週間ニュージーランドにホームステイをしました。
平日はオークランド市内の学校に通い、品川区在住の生徒３０名が２つのクラスに別れて現地の先生方に英語を教わりました。その他に、マオリ族の文化を学ぶ授業や日本語クラスを訪問する授業、校外学習もありました。
中でも興味深かったのが、マオリクラスです。私達が初めて登校した日には、マオリ式の歓迎会「ポウフィリ」に参加しました。その後の授業では、主にマオリの伝統的な踊りである「ハカ」を教わりました。ハカには台詞のような物があり、マオリ語の発音が日本語の発音にとても似ていた事が印象的でした。
休日は友達と一緒にショッピングモールに行きました。そこで驚いたのが、ニュージーランドではビニール袋を一切使わないという事です。買い物に行くと、商品がそのまま渡されます。紙袋が無料でもらえるのは洋服店のみで、その他は有料でした。日本でも資源を無駄にしない為の取り組みは行われていますが、まだあまり普及していません。完全に配布を中止するにはまだ時間が必要ですが、日本がニュージーランドを見習うべき点だと思いました。
期間中には、楽しい事だけではなく大変な事も多くありました。でも、そんな時は「Never give up!」（諦めない）という言葉を胸に、辛抱強く物事に挑戦しました。この貴重な体験を、これからの生活に活かしていきたいです。
（荏原第一中学校9年 清水まり子）
