協和地蔵尊(はなぐるま 141号)

協和地蔵尊
第141号(2019.2.20発行)

 国道一号線から路地を一寸入ったマンションの出入口の横に協和地蔵尊は存立しています。この地蔵尊は前地主が昭和57年(西暦1982)にマンション竣工と共に建立しその後西五反田協和町会が子どもたちの健全育成祈願を目的に祀り護持しています。

 この時昔の地図や写真、子どもたちの作文等を入れたタイムカプセルを協和地蔵尊下に埋設し、それは50年後(西暦2032)に開かれます。詳しい経緯は品川区史2014版に掲載されてありますので一読をお勧めします。


 現在は西五反田協和町会青少年部が、毎年7月の第一日曜日に協和地蔵尊の前の道路を交通止めにして子どもたちを集め協和地蔵尊祭りを行っております。又その様子は数年前に品川ケーブルテレビで放映されたことがあります。お祭りは、社会生活の一環として子どもたちの地蔵尊周辺の清掃から始まり、七夕飾り短冊に、ジャンボ絵馬に願を込めて書き入れ協和地蔵尊に手を合わせます。

 その後焼きそば、わたがし、かき氷、お菓子等が振舞われます。又ヨーヨーつり等の遊びがあります。最近は大崎署の白バイ・ミニパト等の展示や、協和町会防災部のC・D級ポンプ等の展示を行い祭りに賑わいを添えています。


 年々当町会の子どもたちは減少していますが、子どもたちの健全育成を目的の協和地蔵尊祭りは、周辺で参加される子どもたちに分け隔てなく毎年先着150名を対象として盛大に執行されています。      

                    

(西五反田協和町会会長 猪爪勇雄)

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