大崎第一探訪〜地域の人や場所の「今」〜（大崎第一地域センター）

大崎第一地区を中心に、品川区の人物や施設をご紹介します。時代とともに変わりゆく地域の姿と、そこに暮らす人々を通して品川区の魅力を共に再発見しましょう。

今回は大崎第一地域センターについて、山本所長にインタビューしました。

大崎第一地域センターの業務内容を教えてください。

山本所長（以下、山本）：大きく「窓口業務」と「地域業務」の2つに分かれています。
「窓口業務」では、住民票や印鑑、戸籍関連などの各種証明書発行、住所変更や国民健康保険などの各種届出受付、マイナンバーカードの手続き、集会所の利用受付などを行っています。
「地域業務」では、町会・自治会活動の支援、青少年対策地区委員会事業、区民まつり、支え愛交流事業、防災協議会などの事務局業務を担当しています。また、「はなぐるま」「大崎×五反田LINK」の発行やSNSでの情報発信も行っています。

この地区では、毎年様々な行事が開催されていますね。

山本：毎年5〜6月に開催する「潮干狩り」は非常に好評で、今年からバスを4台に増やしたことでより多くの方にご参加いただけるようになりました。
4会場で開催する「区民まつり」は4月下旬から実行委員会が始動します。コロナ禍で中止を余儀なくされた時期もあり、令和4年に再開した際は区民まつりを経験した職員も少なく、手探りで準備を進めたこともありました。そのような中でも、地域の皆様を中心に、様々な団体・企業など多くの方々にご協力いただき、毎年開催できることに感謝しております。
「支え愛交流事業」ではボッチャやカローリングなどの事業を通じた交流の場を提供しています。普段接点のない高齢者の方々の交流の機会として活用いただいています。
毎年12月には「区内一斉防災訓練」で4つの学校の避難所開設訓練を実施し、地域の防災意識向上に努めています。
他にもたくさんの行事・イベントを開催していますので、ぜひご参加ください。

この地区の好きなところを教えてください。

山本：各地域でのお祭りや防災訓練などの活動を通じて、歴史や伝統、人との繋がりを大事にされる方がとても多いと感じます。桜の名所や目黒川、池田山公園、歴史ある4つの神社など、自然と伝統が点在していることも、この地区の大きな魅力です。

所長が大切にしていることは何ですか？

山本：町会・自治会などの活動を多角的に支援することです。地域センターでできることもあれば、品川区として実施している伴走型支援や財政面の補助などもあります。課題も多いと思いますが、ご相談いただいた際に最適な支援ができるよう、日頃から皆様のお話を丁寧に伺うことを心がけています。
また、地域活動の支援は地域センター職員の頑張りがあってこそです。地域の皆様に寄り添えるサービスを提供するため、職員が働きやすい環境づくりにも注力しています。

地域の皆様にメッセージをお願いします。

山本：地域の方々の要望にはできる限りお応えし、皆様の地域での活動を最大限支援したいと考えております。今後も地域センターとして積極的に地域貢献してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。